2016年12月29日木曜日

今年もあと2日。
2016年はいつになく濃い一年でした。
先ずはKottiの企画から始まり、デザインや、特許の出願やらで春までかかり、ようやく製作のシステムなどが整ったのは夏。
暑い夏。工房でひたすらKotti作りをしていました。
オーダー家具の依頼もおかげさまで沢山頂きまして、今年も多くのお客様との出会いもありました。





そんな作品が生み出された場所。それがこちら工房A棟です。
セルフビルドで築10年。まだまだ行けますよ〜。





そして、こちらはB棟。
今年の出会いと、色んなお話をした事を思い出します。
B棟は、窓越しの景色が一つの演出になります。窓から見える景色は、台風の日も、夕陽が綺麗な日も、月が綺麗な日も、雨の日も、雪の日も、どれもこれも素敵なひと時の演出になってしまう、そんな不思議な空間だな〜って自分でも思います。
来られた方からは、「ここにいると癒やされる〜」とよく言われます。うれしいお言葉です。

K designを立ち上げて10年経った2016年。人生の中でも忘れられない一年になりました。この工房がなければ、今の自分も無いくらいのそんな場所です。

今日は、今年一年の感謝を込めて、帰り際に工房に向かって「今年一年。見守ってくれてありがとう」と祈ってみました。

そして来年は、また新たな企画が用意されているnokka。
「家具と食事」 そんなイベントを行います。
以前のブログで「響働」というキーワードを書かせて頂きましたが、
「心と身体にやさしいごはん処」を計画している方の、開業前のテストイベントを行います。
家具にできる事、食事にできる事、それぞれ人間にとって原点回帰のきっかけになるのでは・・・?というコンセプトが響きあい、それぞれの働きを担って、お客様に歓んで頂ければ嬉しいなと思いながら準備を進めて行きたいと思っています。

さあ。2017年はどんな年になるでしょうか?

今年一年、本当にありがとうございました。
来年もnokkaを、どうぞよろしくお願いいたします。







2016年12月25日日曜日

今宵はクリスマス・イブナイト。
日本中、いろんなクリスマスを過ごしてる夜。
今頃、いい子はサンタクロースを夢見て眠ってる頃でしょう。。。
そして、サンタクロースは、子供が寝てるのを確認しながらプレゼントを枕元に置いていってる頃でしょう。。。

プレゼントの本質って何かな〜なんて今日考えてみてました。。。
車中のラジオでも、どんなのをもらったら嬉しいとか、これもらったら引く〜とか、重い〜。。。とか言ってましたが、近年、「クリスマス=プレゼント」みたいになってませんかね。。。?
現実的なプレゼント。
的外れなプレゼント。
驚きのプレゼント。
色々なカタチのプレゼントがあると思いますが、送る側としては、歓んでもらいたい。
そんな思いが何よりものプレゼントなのかな〜って思いました。
どちらかと言えば、「モノ」というより「事」かなって。

今宵は、「笑顔な人も、涙がにじむ人も、温かくて穏やかなクリスマスを過ごせますように」

しかし・・・
そもそも、イエスキリストの生誕の記念日だったはずなのに、イエスキリストが出てこないクリスマスが普通になっていますが、これでいいのか?

2016年12月23日金曜日

 本日、ウッドデッキが完成しました。
今日の仙台は暴風が吹き荒れる天候で、道具を入れてる箱が時々飛ばされたり、ホコリが目に入ったりの落ち着かないコンディションでしたが、心は落ち着いて作業に向かうことができました。

 デザインはシンプルなデッキですが、今回使用した高耐久のハードウッド「セランガンバツ」というインドネシア産の木材が、良い感じの雰囲気を醸しだしてくれています。

手すりには、アイアンのシャフトを使って質感にアクセントを。
直径19mmのシャフトなので、結構近くで見るとボリューム感もあります。
つや消しの塗装をかけて仕上げました。

このデッキからは仙台市が一望できます。そして、海まで見渡せます。
うらやまし〜♪
さ〜これから、このデッキでどんな物語が生まれていくんでしょうか・・・?
ほのぼのと、温かいご家族です。
Have a nice wooden deck life !!!

2016年12月21日水曜日

 今日は冬至。
一年で最も太陽が出てる時間が短い日。
これは日本の場合。
スキー競技をしていた頃、この時期は北欧に滞在していることが多く、北極圏に位置する場所では太陽が出ません。
午前9時頃に朝焼けっぽく明るくなり、昼には明るいけど太陽が見えなかったりして、そして午後2時ころには暗くなります。この現象を「極夜」というそうです。
そして、午後のトレーニング中にはオーロラが出ることも珍しくなく、キリリと寒い氷点下の中、天空のオーロラの気配を感じながらクロスカントリースキーコースを何十キロも走る日々でした。一日に走る距離は80kmくらいになる日もありました。。。今では考えられません(笑)

さて、上の写真は現在製作中のウッドデッキ。
まだ床を貼る前の写真です。
「いろんな物語が生まれる素敵なデッキになりますように・・・」そんなメッセージを循環させながら今日も作らせて頂きました。しかし、今日の仙台は暖か過ぎな一日で、作業中は上着も脱いで長袖シャツ一枚で快適な感じでした。北欧とはエライ違い!!!

そして、写真もう一枚はマキタの丸ノコ。
K designを立ち上げる前から使っている道具でかれこれ11年目。長い付き合いです(笑)
たまには道具も紹介してあげたくてね・・・。
おかげで作品が作れるわけですからね。
いつもありがとう!
丸ノコさん。

2016年12月20日火曜日

仙台の町中は光のページェント。
綺麗です。。。ちょっとLED感が否めませんが・・・。
でも寒い季節にはこうして光があると少し暖かな気持ちになりますね。
この後(撮影後)、道もすこし空いていたので、このページェントの並木道を車で通ってみました。
ん〜綺麗なんだけど、やっぱり何か物足りないな〜・・・。なんだろ?って思って気づいたのが「雪」です。
雪がないんです。寒い季節なのに。。。
弘前で生まれ育った僕にしてみれば、冬の綺麗な夜の景色って、雪に光がぼやけるように広がる現象が好きで、それが季節感を醸しだしてくれます。それは道端の街灯でも良いんです。キリッキリッときしむ雪を踏みしめながら、雪のおかげで光が拡散して明るく見える夜道。そして、雪のおかげで「音」が吸収されてとても静かに感じます。雪が作り出す空気感が好きです。
でも、雪かきは大変ですけどね。(苦笑)
豪雪地帯の方は特に雪に悩まされますよね〜♪

2016年12月15日木曜日

只今製作中なのは「ウッドデッキ」です。
高耐久のハードウッドを使ったウッドデッキです。今日は束柱の加工を終えて、明日は大引やネダ(骨組み)の造作の予定です。外の作業は気持ちが良い時もあるのですが、この季節は寒さが少しこたえます。。。
写真は明日の準備を整えたK design号。
よく働くトラックです。
夕方は工房で、Kottiの製作もしていました。朝から夜まで今日はどっぷり作業をしていた感じです。夕方にもなると、作業着は埃っぽくて、クタクタな感じになりますが、これが僕の仕事のスタイル。
お料理をするお仕事後の方は、エプロンなどが汚れるでしょうし、白衣を着る医療関係の方もそれなりに汚れも着くんですよね。作業着って、安心して汚すことができるから、作業に集中できるのですよね。そういう意味では、とても重要なアイテムです。



2016年12月11日日曜日

今日の仙台は朝から静かに雪が降り続く一日でした。風が弱かったせいなのか、雪が静かにふわふわと空からゆっくり降りてきます。こんな日は、薪ストーブがまた一段とうれしいです。
季節感タップリのnokka。
北海道のような雪景色にはなりませんが、でも確実に仙台も冬の色です。
仙台市内の定禅寺通りでは、ケヤキ並木の道が光のページェントとしてキラキラと輝き始めました。この季節、光や炎が心を温めてくれますね♪


2016年12月10日土曜日



 この度、Kottiが美容専門誌「HAIR MODE」に掲載されました。
おおやけに雑誌等で公開させるのは初めてです。ちょっとドキドキしながら嬉しく思います。
美容業界でも、Kottiがお役に立てますこと願っております。

さて、今日の仙台は雪がちらつく寒い一日でした。
午前は、現在工事中のウッドデッキの現場で作業をし、午後からは工房で「コーヒーペーパーフィルタスタンド」の製作をしていました。
午前の外の現場が寒かっただけに、薪ストーブの暖かさがありがたく、夕方には暖かな「肉まん」の差し入れも頂いたりして、なんとか今日も頑張ることが出来ました。
自分一人で頑張ってる気になりがちですが、人は支えられながら頑張って行けるんだと思います。時には相手を支え励まし、またある時には自分が支えられ、励まされ・・・。
人間はそんな生き物ですよね。

2016年12月8日木曜日

 昨日まで北海道へ行ってまいりました。
旭岳は真っ白な雪の世界。
しかも気温はー14℃で刺さるような寒さでした。
北海道の景色はやはりロマンチックでした。
どこまでも真直ぐな道。
白樺やエゾ松や唐松。
雪と青い空。
そこに差し込む北海道ならではの日差し。
腰折れ屋根の建物。
どれもこれも、懐かしい感じがしました。
高校時代から29歳まで。ずっと眺めてきた景色ですから。。。

そして、今日の仙台はご覧の景色。
こちらも仙台らしいキリッとした冬の色です。
今日は風もなく静かな空気感のnokka周辺でした。
夕方以降は、薪ストーブの前で今年一年の出来事などを振り返ってみたりして。。。
2016年。いろいろあったな〜なんて思い返していました。
おかげで、この先もワクワクする思いがいたします。

今宵の月は遠慮がちに半分だけ(笑)
でも、静かに輝いていました。

2016年12月3日土曜日

さて、今日の仙台は暖かな一日でした。
薪ストーブもいらないくらいの暖かさでしたが、薪ストーブが調理器具にもなるかな・・・?なんて思いながら非接触温度計でストーブの温度を測ってみると130〜200℃位の表面温度でした。焼き芋も焼けるんですよ〜♪

暦は12月に入り、どこでもクリスマスソングが流れるこの時期。nokkaの工房でもご覧の通り自作の「クリスマスリース」を飾りました。
このリースは、実は木製です。ブラックウォルナットを薄くスライスしてより合わせて作りました。飾りは白いリボンを回しただけのシンプルなデザインです。

サンタクロースは煙突からプレゼントを持ってやってきてくれるんでしょうか・・・?
nokkaの作業着のサンタクロースは、プチサプライズを図って、時々木製品などなど??を持ってトラック(トナカイじゃない)で出かけていきますけど・・・(笑)

むか〜し昔。。。
工藤少年は。子供の頃はサンタクロースを信じてました〜。でもある時、父親が枕元にゼロ戦のプラモデルを置いていったのを薄目を開けて見てしまってからは、具体的にプレゼントをおねだりするようになりましたとさ・・・。

サンタクロースはプレゼントを置いていくシーンを見られては「いけない」ってことですね。
妄想の世界で、サプライズが本当に起こるから、夢やドキドキがあるのでしょうかね。。。

さて、北海道へはクロスカントリースキーのコーチとして(お仕事です)行って参ります。旭川の北に位置する旭岳(大雪山)の中腹(標高1000m)で大学生の合宿です。
道中、旭岳の麓には、東川町と言って、日本でも有名な家具産地の街があります。
日本の家具処。北海道でまた自分を見つめて、家具づくりや生き方についても考えて来たいと思います。

行って参ります!